こんにちは。にしんと申します。
みなさんはリゾートバイトをご存じでしょうか?
リゾートバイトとは、数ヶ月単位でリゾート地や辺境の土地に住み込みで働くバイトのことです。
ネット上の意見には、「しんどい」「稼げる」「出会いの場」「たこ部屋労働」「大学生の夏休みという貴重な期間がもろこし焼いて10万円なんてもったいない」などなどいろいろな声があります。
この記事では私が大学1~2年生の春休みにリゾバをやってみた体験談を書きます。記事内に出てくることはあくまでも個人の感想です。これからリゾバをやってみるか悩んでいる人には、あくまでも参考程度に見ていただければ幸いです。
きっかけ
私がリゾバをやろうと思った理由は以下です。
- お金が必要だった
- 数年前からリゾバに何となく憧れがあった
- スキーが上手くなりたかった
お金が必要だった
「お金が必要」という理由でリゾバをやる人は多いです。
私が働いていた先では
- 「海外に行くための資金が欲しい」←(多数。大学生に多い)
- 「以前はたらいていた職場を辞めて、次の仕事まで食いつなぐため住み込みリゾバをする」
- 「夏は船に乗って漁をして、冬はリゾバをするという季節労働スタイルの人」
- 「日本に暮らす外国人」
などなど、いろいろな方がいました。
私の場合は、大学1年のときに上京するにあたり親が持たせてくれたお金をくだらないことに一気に使い切ってしまったことで「反省のために自動車運転免許代は自分で出しなさい」ということになったのが理由です。
また、私は大学一年のころ成績不良のため多子世帯給付奨学金が停止する恐れがあり、学費のためにお金を必死で集めなくてはと考えていました。
結局、奨学金は停止しなかったため学費は用意せずすみました。それゆえ稼いだお金は運転免許のために使うことが出来ました。(しかし今はイエローカードを出された状態であり、今年の成績にも2度目のイエローカードを出されてしまった場合には奨学金が停止します。こんなブログを書いている暇はないはずです・・・。)
リゾバに何となく憧れがあった
身の回りに癒着した一切の生活上のしがらみをかなぐり捨てて、知らない土地に逃げてしまいたいという気持ちは誰しもが多少は持ったことがあると思います。
スキーが上手くなりたかった
私はスキー場でのリゾバを選びました。私の場合スキー道具は中古で安いのを買って持参しましたが、ふつうは現地でレンタルする人が多いと思います。私の就業先ではシーズン中のレンタル費が2万円でした。
周りで働いていた人も、スキーやスノボが得意である・得意ではないが上手くなりたいという人がほとんどでした。

リゾバ先をどうやって選んだか
まずは11月ごろに「リゾートバイト」で検索し、出てきた派遣会社のサイトに登録して手続きを進めました。
採用においては就業時期と期間が重視されるようで、最低でも1か月は住み込みできる方が採用されやすいようです。
リゾートバイトと言っても、スキー場だけでなく夏のプール監視員、沖縄で農作業、ホテル清掃員、山小屋の管理人などなど、いろいろあるようです。
私は以下の希望条件でリゾバ先を選びました。
- スキー場
- リフト券無料
- 家賃無料
- 交通費が満額支給
- 食費が無料(または安い)
私は初め北海道に行ってみたいと思っていたのですが、上記の条件に合う場所がなく断念しました。
その派遣会社のサイトに載っていた就業先は沢山あったのですが、どこに応募しても「満員です」とのことで受からず…。最終的に新潟県某所のスキー場のみに採用されたためそこへ行くことになりました。(あとで分かったのですが、一緒に働いていた人も私と同じようにそのスキー場しか紹介されなかったようです。)
時給は1100円でした。
リゾバ先での生活
7:00に起床、身支度
7:45に寮の前に来る送迎バスに乗る
8:00にタイムカード押す
12:00ごろに1時間の昼休憩
16:00ごろにタイムカード押す
↑こんな感じで、だいたい一日の実働時間は7時間でした。休みは週1~3回、割と自由にとれました。
私はゲレンデレストランでの勤務で、レジ接客、盛り付け、洗い場、清掃など色々やりました。
タイムカードを押したあとはゲレンデでナイターを滑る日もありました。
初めの一週間はこんな生活でしたが、これではそんなに稼げないぞということに気づき、相部屋の人の紹介でバイトの掛け持ちを始めました。私が働いていたスキー場の周りには飲食店やホテルが沢山密集しており、市街からは孤立した山奥だったので人手を必要としているところが少なからずあったようです。
17:00に掛け持ち先の飲食店に行き、タイムカードを押す
22:00にタイムカードを押し、寮に歩いて帰る(徒歩5分程度)
23:00に就寝
掛け持ち先の時給は1300円だったので良かったです。
ただ掛け持ちを始めてから、労働時間が長くなり、全休がほとんどなくなり、心身共にかなり苦しくなった時期もありました。お風呂も午前が休みのときに入るといった感じで、風呂キャンしがちになっていました。大学の友人に毎晩電話しまくって心を慰めてもらっていました。
稼ぐのが目的なら掛け持ちはするべきですが、「友人とスキーを楽しみたい」「生活リズムや心身の健康を大事にしたい」といった場合は掛け持ちしないか、しても週2日程度に留めておくのが良さそうです。
人間関係
リゾバ先で関わった人は、だいたいみんないい人でした。
仲良くなった人とは休みの日に一緒にスキーを滑るなどしました。
愚痴
いろいろ不満もありました。
- タイムカードが切り捨てだったので、押すタイミングによっては20分ほど無賃の時間が出来る(これ労基に言えそうだけどめんどうで言わなかった)
- かなり嫌みなことを言ってくる歳の離れた人たち(ちょっと精神的にキツかったです。もちろん歳が離れてても良い人は居ましたが。)
- オペレーションが悪く接客がストレス(これは自分がレジ接客が下手すぎるだけかもしれません。来る人のほとんどが外国人だったのですがレジで料理を渡すセルフスタイルが上手く伝わらず。レジ接客を外れて洗い場や盛り付け担当に変わってからはこのストレスは無くなりました。)
- シンプルに立ちっぱなしで疲れる(これに関しては、むしろリフト係の方が楽だったかもしれません。リフト係は1時間に一回30分ほどの座り休憩がもらえたらしいので。)
良かったこと
もちろん良かったこともたくさんあります。
- スキーがかなり上達した
- お金がかなり貯まった(ゲレンデレストランで2ヶ月合計で20万ほど、掛け持ち先で15万ほど貯めることが出来ました。掛け持ちあってのことだったと思います。時給1100円なので…。掛け持ちをしていなかった同僚は、普通に東京で何日かバイトしたほうがお金貯まったと言っていました。リゾバは、お金以外の価値を目的にやったほうが精神衛生上良いかもしれません。)
- 景色がとても美しかった(自然の景色はもちろんのこと、かなーり古くからあるスキー場だったので高度経済成長期やバブル期・スキーブーム期に建てられた建物には退廃的な情緒がありました)
- 空気が綺麗だった
- 友達が出来た
- 人生経験としての価値

おわりに
ここまで読んでくださりありがとうございました。なにかございましたらコメント欄までお寄せください。



コメント
リゾバあんま儲からんのだな
高くなくても人来てくれるからかな
そうですね…「俺が若かったころスキーブームのとき(70年代)はそもそも給料でなかったよ」って古株の料理長が言ってました。宿に泊めてもらって、宿泊客の食事の上げ下げ業務を手伝って、それ以外の時間はスキーを滑るっていう若者が沢山いたみたいです。